ROAR ~奴隷時制~ 3rd

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【みやおの人生】トイレットペーパー会社現場編

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(14年4月〜15年1月ごろ)

前のブログでこんな感じのを書いていたが消えてしまったので、良い機会かなと思ってまた振り返ってみることにした。

大学4年の就活時になんとなく佐賀の有名そうな企業を受けてみるものの上手くいかず、留年ののちになんとかこの会社に入社することとができた。

ブラック研修を新人時に受講した。大阪城公園の便器を素手で掃除させられたり、京都の街でスポンジ売りの飛び込み営業をさせられたりした。

思えば、この時から自分の「普通」の価値観が存在している環境は希少であるというのを意識し始めたと気がする。しかし当時は履歴書を送ってはお祈りされる環境から脱したい一心であった為、気づいていても気づかないようにしていた。

 

配属先は現場となり、夜勤を含む三交代制の職場となった。ブラックな研修とは裏腹に職場の人間関係は良く、現場特有の学生のようなノリは心地よかった。

そのような人間関係は、からっきし向いてないと思われる体力仕事と夜勤でくたびれる自分を強く支えたが、結局夜勤に体が最後まで順応することができず、不眠症のようになった。

 

そんな自分を見かねた母親が親戚に相談し、自動車部品メーカーの子会社が福岡は八女市にあるということで、そこに転職できることとなった。

電話を受けた時は「ここから自分の人生が動くのかなあ」と感じたのを今でも強く覚えている。